日本の年間イベントで欠かせないもの、それは盆・暮れ・正月。この時期には、お世話になっている方や親しい友人に、思いを文章にしてしたためたハガキを出したりしますね
中国語で新年の挨拶を完璧に!簡単フレーズと使い方ガイド
手紙を手書きで
ところが近年は、ハガキは出せども、「亲笔书写」(qīn bǐ shū xiĕ:手書き)によるものがめっきり減ってしまいました。
加え、インターネットの普及から、「电子邮件」(diàn zǐ yóu jiàn:Eメール)や「短信」(duǎn xìn:ショートメッセージ)、「电子贺卡」(diàn zǐ hè kǎ:Eカード)を送る人も少なくありません。
そんな中、亲笔书写の良さが見直されています。中国でもその辺の事情は同じようで、確か、関連する文章をHSKの過去問で見たことがあります。
中国語のあいさつ文
しかし、印刷にせよ電気通信にせよ、あいさつ文を交わすことに変わりはありません。中国語ではどのような言葉か使われているのか、新年を迎える際のあいさつ文をご紹介しましょう。
次の文章は、私が友人から短信でもらった春节のあいさつです。
zhù nín jí quán jiā xīn nián kuài lè! wàn shì rú yì! shēn tǐ jiàn kāng! yī sheng píng ān! ×××(xìng míng)
祝您及全家新年快乐,万事如意,身体健康,一生平安! ×××(姓名)
あなたと、そしてご家族全員へ 新年おめでとうございます! 全てが思いのままになりますように! 健康でありますように! 平穏な一生でありますように! ×××(姓名)
ユニークたっぷりな文章によるあいさつ文もありますが、親しい間柄ではこのような四字成句の羅列のケースも結構見受けられます。
続いて、どのような成句が使われるのか見ていくことにしましょう。
恭贺新禧
(gōng hè xīn xǐ)
典型的な新年のあいさつです。日本語でいう「謹賀新年(謹んで新年をお祝い申し上げます)」「賀正(正月をお祝い申し上げます)」に該当します。
「禧」は「吉祥幸福」の意味で、「新禧」は「新年の喜び」。内包される意味を余すところ現すと、「新年の幸福と吉祥が思いのままであることを恭しくお祝い申し上げます」となるでしょうか。
shèng dàn ku lè, gōng hè xīn xǐ!
圣诞快乐,恭贺新禧!
メリー・クリスマス&ハッピー・ニュー・イヤー!
恭喜发财
(gōng xǐ fā cái)
「喜」は嬉しい、楽しい気持ちを表し、「恭喜」は「お喜び申し上げます」「おめでとうございます」という意味になります。
そして、「发财」は「財を成す」「金持ちになる」という意味です。
直訳すると「お金儲けが成功しておめでとう!」となります。日本人的にはずいぶん露骨な感じがしますね。
でも結局、お金儲けができた理由や原因は、ビジネスの成功、運よく宝くじや懸賞が当たったなどでしょう。
運も実力のうちとすれば、やはり“お金”は成功の象徴の一つでもあり、誉れでもあります。中国人らしい、真髄をついた一言かもしれませんね。
yáng nián gōng xǐ fā cái
羊年恭喜发财
羊年の成功を恭しくお祈り申し上げます。
chūn jié kuài lè, wàng yáng nián dài gĕi dà jiā jiàn kāng、hǎo yùn, gōng xǐ fā cái!
春节快乐,望羊年带给大家健康、好运,恭喜发财!
春節おめでとう。羊年はみなさんが健康で、幸運に恵まれ、成功するようお祈り申し上げます。
吉祥如意
(jí xiáng rú yì)
「祥」は「めでたいことが起こる前触れ」の意味で、「瑞祥」「吉兆」の意味。
「如意」は「思い通り」「意のまま」の意味で、「喜ばしきことが順調でありますように」という意味合いとなります。
この成句は新年だけではなく、多くの祝い事で使うことができます。
zhù nǐ zài xīn de yī nián jí xiáng rú yì!
祝你在新的一年吉祥如意!
あなたにとっての新しい一年は喜ばしきことが順調でありますように
龙马精神
(lóng mǎ jīng shén)
「龙马」は、古代漢民族の伝説に登場する、馬の身体に龍の頭、翼を持った生物で、吉祥の象徴、強靭な精神の象徴です。
「龍馬(坂本竜馬ではありませんよ!)のような強い精神(バイタリティ)で頑張りましょう」という意味です。
zhù hǎo yùn jiàn kāng, lóng mǎ jīng shén bàn nǐ dù guò yī gè kuài lè xīn nián!
祝好运、健康、龙马精神伴你度过一个快乐新年!
幸運と健康 龍馬のようなバイタリティが、あなたに素晴らしい新年を授けますように
今年の年賀状は、中国語を添えてみるのも良いかもしれませんね。