中国ビジネスの服装マナー完全ガイド:適切なスタイルと中国語表現
会社にいくときの服装
今回も日常生活でよく使われる中国語を学習していきます。
上班时、应该穿什么?
(出勤するとき、何を着ればいいの?)
身だしなみについての表現
とくにホワイトカラーと呼ばれる職種については、身だしなみを整えることも仕事の一環と言えるでしょう。中国でも最近では、身だしなみを重視する職場が増えつつあるようです。
去公司上班,一般穿什么样的服装最合适。
(会社に行くとき、どんな服装がいちばんいいでしょうか?)
文の構造はとてもシンプルですね。
世間一般の常識ではどうなのかと尋ねる表現
日本語と同じく、「一般~?」は世間一般の常識ではどうなのか?を問うときに使われます。
日本には日本の、中国には中国の「一般」がありますので、中国において何かわからないことがあったら、このような訊き方をするとよいかもしれませんね。
那也因不同行业而有区别的。
(それは業種によって違います)
「因…而~」は「…によって~となる」という意味になります。
「因…」が原因を、「而~」がそれによって起こる結果を表します。
「有区別」とありますが、日本語の「区別する」とは少し違い、ここでは「違いがある」という意味になります。
つまり、職種によって(服装を)「区別する」という動作を表すのではなく、(服装に)「違いがある」という事実を表しているわけです。
言葉に違いがある表現
少しややこしいですが、理解の仕方によって文の意味が異なってきますので、注意してください。
可是一般最好是皮鞋,西裤和衬衣吧。
(でも普通は皮靴、ズボンとワイシャツがいちばんいいでしょう)
このような服装がいちばんオーソドックスで無難なところでしょう。
「最好」は「いちばん好ましい」というより「無難」とか「そうしておけばよい」といったニュアンスになります。
最好你自己跟他说明。
(君自らが彼に説明するのがいちばんいいよ)
もうすぐ4月、街中でリクルートスーツの新人社員の姿を見ることができる季節がやってきますね。
やや緊張した面持ちで、でも未来への期待と向上心に瞳を輝かせる彼らの姿に、先輩諸君もフレッシュな刺激を受けることでしょう。中国語の学習もフレッシュな気持ちで、楽しんで続けていってください。