中国語学習:連動文で「買い物へ行く」を表現する方法とそのニュアンスを徹底解説

  1. 中国語講座

中国語学習:連動文で「買い物へ行く」を表現する方法とそのニュアンスを徹底解説

一つの文章の中に複数の動詞を使う連動文

昼ごはんを食べに行く、何かを買いに行く、聞いて覚えるなど一つの文の中に複数の動詞が含まれる文章は、日本語でもよく聞きますね。

英語では一つの文章には複数の動詞を使えないため、動名詞や不定詞を使うという風に習いました。

面倒な英文法が思い出されます。

中国語も、日本語と同様に一つの文章の中に複数の動詞を使うことが可能です。

連動文などと呼ばれますね。使い方のルールはしっかり覚えましょう。

動詞①に対して後ろの動詞②が目的になっている場合

まず、前の動詞①に対して後ろの動詞②が目的になっているケースです。

wǒ men qù chāo shì mǎi dōng xi

我们去超市买东西。

私たちはスーパーに買い物しに行きます

スーパーに行く①のは買い物をする②ためですね。行ってから買い物をするので、行動する順番に並べます

否定形は①の方を否定する場合

否定形は①の方を否定します。

②を否定するのは文法的には正しくても何か変ですね。

wǒ men bú qù chāo shì mǎi dōng xi

我们不去超市买东西。

私たちはスーパーに買い物しに行きません

wǒ men qù chāo shì méi mǎi dōng xi

我们去超市没买东西。

私たちはスーパーに買い物しには行きません

動詞①が後ろの動詞②の手段や方法を示す場合

それから、前の動詞①が後ろの動詞②の手段や方法を示すケースがあります。

tā yòng zhōngwén zuò chénshù

他用中文做陈述。

彼は中国語を使ってプレゼンテーションをします

tāmen zuò dìtiě qù huìchǎng

他们坐地铁去会场。

彼らは地下鉄で会場に向かいました

中国語を使う①や地下鉄に乗る①は、プレゼンをする②や向かう②の手段・方法を示しています

中国食料品店のショッピング カートのイメージ。

否定形は動詞①を「不」で否定する場合

否定形は動詞①を「不」で否定します

tā bú yòng zhōng wén zuò chén shù

他不用中文做陈述。

彼は中国語を使ったプレゼンテーションをしません

tā men bú zuò dì tiě qù huì chǎng

他们不坐地铁去会场。

彼らは地下鉄では会場に向かいません

「動詞①+目的語+動詞②+目的語」という場合

「動詞①+目的語+動詞②+目的語」というパターンですが、これで1セットの扱いになりますので、「也」や「都」は動詞①の前、「了」や「过」は動詞②の後ろに置きます。

tā men yě zuò dì tiě qù huì chǎng

他们也坐地铁去会场。

彼らも地下鉄で会場に向かいました

tā men zuò dì tiě qù guò huì chǎng

他们坐地铁去过会场。

彼らは地下鉄で会場に行ったことがあります

「動詞②+目的語」の動詞句が修飾する場合

他にも、前の動詞①を後ろの「動詞②+目的語」の動詞句が修飾するケースもあります

jiā lǐ yǒu dōng xi chī ma

家里有东西吃吗?

家に食べる物はありますか?

このパターンはおおむね動詞①に「有」や「没有」が使われるようです。

「来」を使って連動句を作った場合

ところで、「来」を使って連動句を作った場合、「来」に意思や命令のニュアンスが生ずる場合があります

下のような「人+来+動詞」のケースですね。

zhè fèn zīliào wǒ lái zuò

这份资料我来做。

私が書類を作っておきますよ

dào le gōng sī zhè fèn hé yuē nǐ lái chǔ lǐ

到了公司这份合约你来处理。

会社に着いたら、この契約書は君が処理してくれ

連動文は時系列や目的語、修飾・被修飾の関係が配置する動詞の順序によって決定しますから、言いたい内容に複数の動詞を含む場合、順番に気をつける必要があります

とはいえ、その順番は修飾の場合を除いて日本語とほぼ同じですから、難しくはありませんね。

いろいろと自分でも例文を作って練習してみましょう

ネイティブの中国人に聞いてもらうと、例文が間違っているかどうかは良く判ります。

中国語マンツーマン経験豊富な先生が指導>>まずは、無料体験から

まずは、無料体験から

この記事を読んだ方はこんな記事も読んでいます